スタイル | Style-free |
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施工場所 | 茨城県那珂市 |
コンセプト | ご実家の敷地に建築される条件の下、適度な距離を保ちながら三世帯家族の繋がりがある事、開放的な家である事、建築地の東側に見える桜の木を建物室内から感じられる事、このような沢山のご要望において、省く事ができるものは全て省き、設計に取り組みました。 その中でも重要視したのが、お施主様のライフスタイルから考慮して、朝日が十分に取り組むことができるように、東側の開口を確保し、外部からの視線が気にならない静寂な住環境ということもあったため、室内から外へ視線が向く間取り設計としました。圧倒的な解放感を得るために、まずは吹き抜けを採用し、キッチン上部は2m40cmフラット天井、リビングの天井を3.5m目安の勾配天井にすることによって、空間を広く見せるための抑揚をつけました。また、空間の間延びを避けるため、サッシと室内ドアは2m40cmの高さがあるものを採用し、室内のバランスを取ることにしました。 「どんな家が欲しいかではなく、どんな暮らし方がしたいか」 この言葉は、携わるお客様全ての方へ、最初にお伝えする言葉です。祖父母様、ご両親様との距離も適度に保ち、目の前に広がる畑から取れたての野菜をウッドデッキで家族団らん堪能し、全ての人が存分に楽しめるよう設計しました。 |
担当者 コメント |
自見 寿人 建築設計プロデューサー
建築にあたって、分筆・測量・是正・造成・農地転用等、必要となるものがたくさんある中、お施主様、祖父母様とご両親様にたくさんの時間とご協力を頂いてしまいました。心より感謝申し上げます。打合せの度に楽しく勉強させていただくと同時に、一つ一つ細部にこだわった設計に携わることができまして、本当に良かったと思います。ありがとうございました!